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2013年4月16日 (火)

経済統計ワンポイント解説(1)

基本的な経済データについて、新聞報道などを読むときの注意事項を指摘したいと思います。

第1回は、注目度の高い「GDP統計」。
内閣府のホームページで調べることができます。
総合的な景気判断のための重要データとして「経済成長率」があり、GDP(国内総生産)の実質ベースの変化率を経済成長率と呼ぶことがふつうです。
新聞などの日本のマスメディアは、経済成長率の「速報値」を大々的に取り上げますが、速報値は、けっこうな誤差があるデータです。たとえば、1〜3月の3ヵ月間の経済成長率を計算するとき、速報値では、いろいろなデータについて1〜2月の2ヵ月だけの数値しかみていないということがあります。選挙速報などでも、たまに当落をまちがって報じてしまうことがありますが、あれは一応、十分なデータが集まったところで判断しているはずです。経済成長率の速報値の場合は、発表する日程が決まっていますから、データが十分に集まっていなくても、とりあえず速報値を発表するしかないわけです。だから、相当にいいかげんな段階での経済成長率が、残念なことに、日本の報道ではいちばん注目されるという状況です。
インターネットを使えば、いくらでも自分で調べられるデータですから、経済成長率に興味がある人は、新聞記事を読むより、自分で内閣府のホームページを読むべきです。

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