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2013年4月16日 (火)

アベノミクスに乗ってさらに儲けたいなら、この金融商品かな?

アベノミクス期待で、株式投資や外貨投資がしばらくは儲かりそうだと、昨年の12月からみんなが予想し、予想の自己実現によって、ここまでは実際に株価上昇傾向、円安傾向が続いてきました。また、不動産価格の上昇も予想されていて、これも実際に、REIT(不動産投資信託)の価格高騰を後押ししました(REIT価格はアベノミクス以前から上昇傾向にありました)。

さて、このあとも上昇が続きそうなのはどの資産でしょうか?
そのヒントを拙著『日本の景気は賃金が決める』(講談社現代新書)に書いたのですが、結論だけをまず示します。不動産価格の上昇に賭けるのがいちばん無難で、他方で、こうした金融緩和状況では資産価格の暴落の心配もしておくべきですから、流動性が高い資産に投資すべきです。この後者の論理については、昨年11月に出した拙著『むしろ暴落しそうな金融商品を買え!』(幻冬舎新書)でくわしく論じました。金融緩和によるバブル発生を想定しながら書いた本ですから、いまの金融市場に合った内容の本だと自負しています。
そんなわけで、REITがいちばんおすすめですが、もちろん、リスクは高く、大損の危険性もあります。それでもなお、REITが有望なのは、日本銀行の年2%インフレ目標政策が地価の上昇を必要とする構造があるからです。
昨年12月に私がアベノミクスについて話すのを聞いた人たちは、私が、日本国内の不動産価格がバブルといえるぐらいまで上昇すれば、政策として成功する可能性があると強調していたことを、覚えていらっしゃるでしょう。それから約4ヵ月、ほぼ想定されたことが起きています。ただ、ここから先になにが起きるかは、予想がとてもむずかしいと感じます。
このあとも不動産価格が上がり続けるかどうか、相当にリスクがあります。とはいえ、上がらなければ、大規模な金融緩和が続きます。逆に、インフレ目標達成によって大胆な金融緩和が終わるとしても、そのときには、地価の上昇傾向が続いている可能性が高いといえます。そして、インフレ目標に固執する黒田日銀であるかぎり、仮に地価がバブルといえそうなほど高騰しても、地価が下がるような金融政策はできないはずです。なぜそういえるかは、拙著『日本の景気は賃金が決める』に書いてありますので、明後日、4月18日の発売をお待ちください。

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